TOPへ戻る
 
議会は年に4回開催されます。(3・6・9・12月) 今後、島田は議会ごとに一般質問する予定です。

平成18年12月議会

 
島田質問

   「かわちながの森林プラン(案)」について。
   河内長野の森林を整備するかわちながの森林プランが発表され、大別して6つの事業が示された。その内、新規事業4項目につき市の見解を聞く。

@100年の森づくり事業
A公益的機能の高い森づくり
B市が購入した山林をモデル林とした整備
C除間伐経費への助成について
D10年間で6億円の事業費について

 
環境経済部理事答弁

@100年の森づくりとは50年生以上の人工林について、森林所有者も経営意欲がある場合、長伐期で間伐を行うことで100年生以上の太い優良材を産出する森林へ誘導するもの。

A森林所有者の意欲低下などで手入れがされずに放置されている森林について、通常より強い間伐を行い、あいた空間に自然に広葉樹を進入させることで、将来的には、針葉樹と広葉樹がまじった混交林に誘導する。又は水源涵養や生物多様性などの公益的機能がより高いと言われている広葉樹林への転換を図っていく。

B市有林施業計画に基づきモデル林を整備していくもの。また市有林を市民共有の環境財産として保全していくこと。

C伐採しても森林内に放置されている間伐木について、これを搬出するための経費を助成する。
いずれも、豊かな環境財産としての森林を将来に残していくための事業として取り組む。

 10年間の計画期間における全体事業費を5億9,600万円と想定している。市域の森林面積や過去の間伐事業の実績などをもとに事業量を定め、現時点での標準的な単価により試算したもの。

 財源については、森林面積の約3分の2が水道水源保護地域となっており、水道水の安定確保のためにも保全の必要性があることなどから、これまでの一般財源と水道事業会計からの負担金で実施していくこととしている。
  また、企業や個人などからも広く寄附金を募る

 
島田質問

 今の説明では一番肝心な部分が示されていない。
1つ目。事業を実施する区域はどこか。例えば、加賀田で何ヘクタール、滝畑で何ヘクタール、どこでやるのか。
2つ目。事業を実施する現場を確認したか。特に民間の山について確認したか。
3つ目。森林所有者の意向はどうか。市域の96%を占める民間の山。個人や会社が持っている山に、今回多くの税金を投入していく計画。前提条件として所有者がどういう考えなのか。木材生産をしていくのか、このまま放置していきたいのか確認したか。
4つ目。財源。水道事業基金1億8,000万円が財源の一部になる。年間平均1,300万円ずつ取り崩していくことになるのか。もしこれがなくなると、水道料金の値上げに即結びつくのか。

 
環境経済部理事答弁

@事業実施区域は石見川、天見地域等々あるが、具体的に図面で示せる状況ではないが、一応整備区域については一定の想定をしている。
A現場確認については例えば滝畑の千石谷とか石見川とか、府の治山事業現場を確認した。
B森林所有者の意向については、今回の森林プランの策定に向けての研究会という名称で、府、市、森林組合と森林所有者の代表が集まり、市が素案についての説明をした中で意見をいただいた。山が荒れてきており市が森林整備を行うことはありがたいとの意見を得た。

 
水道局長答弁

 森林プランについて、水道局で検討を行った結果、本来水道局で取り組まなければならない水源保護に係る施策であり、水源保護の保全と涵養機能等を確保する意味から、本プランの取り組みに参画している。

財源については、当面水道局が保有している水道事業基金(貯金)の一部使用目的を変更し活用する。水質保全と水源涵養は市民全体のものであることから、市民に負担を願いたいが、この考え方が妥当かどうか、アンケート結果や水源保護審議会等の意見を聞いて慎重に対応したい。

 
島田意見

   森林整備に関し一般財源を使うことに反対しているわけではない。しかしプランの決定過程に少し問題がある。事業内容もまだ検討する余地がある。どの地域で間伐するか、図面で提示する状況でないということだった。結局、市役所の机上で計算をしただけなのか。森林の所有者や府と協議したということだが、あくまで森林の代表者だけの協議。個々の森林所有者の意向はどうなのか不明確。長期のプランだからまず各森林所有者の意向の調査を第一にしないといけないのではないか。
 現場については見やすいところは見られたようだが、市域は広い。それぞれの現場をしっかり確認することが大切。
結局、市民の負担だけを先に決めたのではないか。もっと緻密な計画を作れ。
水道料金から財源を持ってくるということにしても、水道料金の値上げの議論無しには進まないのではないか。

 先進事例を紹介する。
京都府立大学などでは除間伐を行わない森づくりの研究がされている。また木材生産の現状は立米2万円ほど。それに搬送経費が1万5,000円、人件費を引いて、ほかの経費を引けば利益は出ない。
木材生産を目指すのであれば、とにかく低コストが大事。吉野杉で有名な吉野林業は山主ではなくて山を借りた山守(地元住民)が林業を営んでいる。所有権と利用権を分離した借地林業が成功の原動力だった。検討に値すると思う。
福島県只見町では、古本と1坪の森を交換して事業費を捻出する方法。出資者を募って入会権を販売して山林を買収した。(緑のオーナー制度)。
 もっと検討の余地があり、今のままではなく、森林整備を河内長野のまちづくりの起爆剤として持っていけるような夢のある計画になるよう努力せよ。

 
島田質問

   緑ヶ丘南町に隣接する残土の山問題。通学路の再開につき目処がたったか。

 
教育委員会理事答弁

   本年4月に事業者による盛土の山の暫定的是正措置が終わったという大阪府の確認を受け、慎重に考察を行ってきた。しまだ議員からも6月市議会で再開に向けての視点として
@防災上の安全性A防犯上の安全性B学校などとの協議C隣接地権者との協議の4点につき指摘された。

 大雨時の府、市環境部による現場確認や市教育委員会の現場確認を行い、通学路再開を前提としての施設整備などの課題抽出とその解決手段などをまとめてきた。
最も基本的な課題となる隣接地権者への通学路再開に向けての協力についても了承をもらった。
今後、再開に向け街路灯、フェンスなどの施設整備や除草などに着手する。早期に再開の実現に向け鋭意取り組む。

 
島田質問

   現場確認をして地権者の了承も得た。いつから再開するのか。

 
教育委員会理事答弁

   来年の2月をめどに再開できるよう取り組む。

 
島田意見

   この問題は10数年間、サニータウンの住民が悲願として取り組んできたこと。再開に向けフェンス整備や草刈り等遅滞のないように。

 
島田質問

   残土の山を積み上げた違法業者に対し法令にのっとり厳しい対応ができているか。

 
環境経済部理事答弁

   第1の山は平成16年12月土砂等搬入停止命令を行った。事業者は平成17年3月に処分の取り消しを求めて大阪地方裁判所に訴訟を提起。現在口頭弁論1回、弁論準備手続が8回行われた。第2、第3の山は、事業者が平成17年7月以後に行っている埋め立て行為につき条例に基づく土砂等搬入停止命令を行った。

 平成18年9月1日と13日、同10月27日及び同11月22日
の4回にわたり事業者に対し、搬入停止命令書を配達証明つき郵便物で郵送。しかしいずれも事業者不在のため、郵便局から市に返送されてきた。その間、数回、現場事務所に市職員が赴き搬入停止命令書を郵送したので受領するように伝えた。

 市顧問弁護士と相談したところ、事業者は、市からの配達証明つき郵便物が搬入停止命令書であることを十分知り得た上で受領しないとも判断できる。判例等も検討した結果、平成18年12月1日には停止命令書の送達により、その効力が生じたものとしてとらえてもよいとの回答も得た。今後もこの問題に毅然と対応していく。
 
 通称第三の山の訴訟は第一審の大阪地方裁判所、第二審の大阪高等裁判所において、許可取り消し処分が適法なものと認められた。しかし、事業者は判決を不服として、最高裁に上告並びに上告受理申し立てを行っている最中。
 
 市が大阪地方裁判所堺支部に事業者を被告として提起した通行禁止請求訴訟については、今後、事業者等の車両が全面的に通行を禁止されるよう努めている。

 
島田質問

   南海千代田駅、河内長野駅前の美化清掃について。
駅前がごみのポイ捨てや空き缶、コンビニ袋のポイ捨てが非常に多い。改善が行われているか。

 
都市建設部長答弁

   9月市議会で(しまだ議員から)駅前がいつも汚いとの指摘を受け、当面の対応として、ポイ捨てを行いにくい環境を保つことが重要であるとの考えから、河内長野駅前広場正面にあったごみ箱と、散乱状況のひどい灰皿の撤去を行うと同時に、「ポイ捨て禁止」の啓発看板を設置した。
 千代田駅前は、広場内のごみ箱及び灰皿の全面撤去を行うと同時に、駅前広場内及び千代田交差点と交番横のポケットパークに、啓発看板を設置してきた。その後の状況は、お菓子等の包み紙やたばこの吸い殻などが見受けられるが、以前と比べ効果は出ている。
 
 今後も状況を観察していくが最大の原因であるポイ捨てをさせない、駅前美化に向けてのマナー啓発を基本に、アドプトロード制度を活用した市民参加による清掃活動の促進を図りたい。

 
島田質問

   確かにごみ箱、灰皿を撤去され、以前よりはきれいになったが、ましになったということ。撤去したから市が掃除をしなくてもいいのではない。河内長野駅は夕方以降がごみ多い。清掃業務の元請会社(市の子会社。河内長野都市開発)が駅前にあるから、その元請が掃除すべき。それができないなら、一般競争入札で(安価で)掃除の業者にやらせればいい。
 
 千代田の駅の清掃は週2回、水曜日と日曜日。回数が少なすぎる。
私は千代田駅の商店会に清掃の協力依頼に回ったら、快く引き受けてくれた。市の清掃費用は千代田駅で年間13万円。仮に毎日清掃しても50数万円。千代田駅がきれいになるのなら、これぐらいの出費は必要。

 
都市建設部長答弁

   千代田は確かにひどい状況。ただ、道路管理者として本来的に清掃するというのは、自然的な落ち葉など。しかし市として最低のことはやるべきことがあるということで、再度予算的な問題も含めて内部で検討する。

 
島田意見

   ひどいということを認識しており、マナー向上もあわせてやるべき。回数は毎日が当たり前。引き続き強く要望する。

 

 
copyright(c)2001 kawachi-nagano.net All right reserved.