昨年7月に市民交流センターと市立図書館の複合施設「キックス」がオープン。市 民の皆様にも大好評で、来館者数は一日当たり約380人、累計で10万人をすでに突破 いたしました。河内長野市の新しい情報発信基地として大きな期待が寄せられていま す。 最近では利用される方が増えるにつれいくつかの問題点も明るみに出ています。

 一つ目は交通渋滞問題です。 施設前の交差点付近において交通 渋滞が頻繁に発生しており、いつ大事故が起きても おかしくない状況です。 原因は、 @キックスが休館日となる月曜日は平面駐車場(34台)のみの使用となり待機車が路 上にあふれる。 A道路の幅員が片側1車線と狭い。 B併設するハローワークの利用者急増を、当初の計画時に予想していなかった。 C雨天時の駐車場利用者増加。などが挙げられます。 対策として、休館日も地下駐車場(160台)を開場するか、歩道や緑地を一部撤去し 道路を拡幅するなどが必要だと考えます。 早急な対応を求めていきたいと思います。  二つ目は喫煙コーナー問題です。

 河内長野市では公共施設のうち、市立の小中学校の敷地内は、子供たちの健康に配慮 して「完全禁煙」を実施しています。また市役所やキックスなどでは空気清浄機を設 置した喫煙コーナーによる「分煙」を行っています。  しかしこの空気清浄機については、「タバコの煙に含まれる一酸化炭素やニコチン などの有害物質が機械を通り越して、排気口から放出されている。」との専門家筋の 調査結果を受け、受動喫煙(他人のたばこの煙を吸ってしまうことで、本人の意思と は関係無く喫煙をしている状態になること。)を防止する健康増進法に抵触するおそ れがあるとの見解を厚生労働省が発表、喫煙コーナーの見直しが急務となっていま す。

 しまだは、愛煙家の方々の心情や市政の財源であるタバコ税(年間5億円)を考え れば、全ての公共施設内を「完全禁煙」にすることは難しいものの、キックスに限っ ては、図書館という青少年の教育施設が入っていることから、喫煙者に配慮した「排 気装置を完備した喫煙室」を設置した上で、将来的には現存の喫煙コーナーの撤去を 検討すべきと考えます。

 三つ目は施設利用料の問題です。 キックスには会議室や料理が出来る食工房、多人数が一度に利用可能なイベントホー ルなど大小さまざまな施設があります。 3〜4時間を1コマとして利用でき、利用料は時間帯によって違いますが、4時間あたり 30人程度収容の会議室で1,200円、280名収容のイベントホールは10,600円です。ま た、施設利用料とは別に駐車場使用料が必要で、2時間までは無料ですが、以降30分 ごとに100円掛かってきます。1コマ4時間の利用を平均的とすれば、1台当たり400円 が必要となります。

 この金額を高いと見るか安いと見るかですが、しまだは高いと考えます。もっと市 民の方が利用しやすいように施設利用料は半額とし、駐車場使用料は4時間まで無料 とすべきではないでしょうか。  平成14年のキックスの利用料収入は年度換算で約1,300万円。駐車場使用料は約600 万円です。仮に利用料を半額にしても、駐車場の無料時間を倍に拡大すれば利用者数 は急増し、1,000万円以上の収益は上がるものと思われます。 また開館日に対する施設利用率は、当局の発表では全体で約61%となっていますが、 これは1日3コマ(午前・午後・夜間)のうち、1コマでも利用すれば1日利用したとし てカウントされるため、実際の利用率は50%以下ではないかと推察されます。

 つまり利用料負担の大きいことが利用率の伸び悩みにつながっているのではないか と思われます。

【キックス利用率】(当局発表数値)
イベントホール 60.6%  食工房 36.2%    小会議室    89.6%    大会議室62.0%

類似施設の文化会館「ラブリーホール」は、4時間あたり30人程度収容の会議室利 用料は1,600円(これも高い!)ですが、駐車場が全時間無料ということもあり利用 率は93%と高くなっています。 いつでも利用しやすい公共施設の実現。精力的に取り組んでいきます。

喫煙コーナー(キックス)と交通渋滞
 

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