長崎県佐世保市の小学校で、11歳女児による同級生殺害という大変痛ましい事件が起 きてしまいました。 警察庁によると最近10年間に起きた小学生による殺人・殺人未遂 事件はすでに6件とのこと。加害者の低年齢化が大きな社会問題となっています。

 なぜこのような事件が相次いで起こるのでしょうか。
大阪府内のある中学校で、事件1週間後に、1年生に対してアンケート調査を実施した ところ「事件の原因は何だと思いますか」(複数回答)とする設問に対して、「パソコン・インターネットの影響」(79%)とする回答が大半を占めました。

 しかし事件の加害者である「女児の性格や考え方」を事件の原因とした回答は51%にとどまり、逆に「殺された子も悪口を言ったから悪い」など「被害者の性格や態度」 を事件の原因とする回答が44%もありました。

 「学校・社会全体のあり方・加害女児の家庭環境」は15%以下となり、事件全体を家庭や学校、地域社会など広く見渡すという問題意識が極めて低いという結果 が出てい ます。

  人の命と悪口をけんか両成敗のように同列に考えてしまう価値観…。
「自分は間違っていない。自分は絶対に正しい」と信じ込んでいるために、「自分的 価値観」を少しでも他人に侵害されれば、「自分的正義感」で暴走(キレル)してし まう精神構造が、児童に広がっているのではないかと考えられています。

  まずやらなければならないことは、「家庭や学校で、して良いことと悪いことを道徳 教育においてしっかり教えること」。これが何よりも大切だと思います。

  現在小中学校の現場においては、子供たちが進むことの出来る道(多様な価値観)は 示されますが、進むべき道(正しい価値観・方向性)は示されません。

 この度の女児の様に、間違った「自分的価値観」が備わってしまえば、ささいな事で簡単に暴走(キレル)し、悲しい結果 を生むことにもなりかねません。
しまだは「人を思いやる気持ち、感謝する心、家族の絆」など、道徳教育のさらなる充実に力を注ぎます。

「未来の宝」。…大切に育てていくために。

 

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