<市営火葬場新築に35億円>
市営斎場(火葬場)を、総事業費約35億円で建て替える計画が出ています。現在の市営斎場は、関西サイクルスポーツセンターから滝畑ダムに向かう小高い山の中にあります。建築後すでに35年が経過し、建物本体だけでなく火葬炉の老朽化が進んだことから、市ではかねてより建て替えを計画してきました。
<施設概要>
●敷地面積:1.9ヘクタール(市役所敷地とほぼ同じ)
●火葬棟:火葬炉8基(将来10基に増設予定)
告別室2室、収骨室2室
●待合棟:待合室1室、待合ホール1室(50名収容)
●葬儀棟:式場1室(50名収容)
●駐車場:乗用車82台、マイクロバス5台
建て替えにおいては、都市計画変更に伴う地元自治会(2地区)との協議が必要なため、市は継続して住民との話し合いを重ねてきました。現在1地区が終了し、残る1地区との協議が整い次第、今年度中に火葬炉選定や建築設計を行い、早ければ平成21年度から工事を着工すると思われます。
この度の計画の特徴は、火葬棟と待合棟、それに葬儀が出来る式場棟の合計3つの建物を建設することにあります。しかしこの計画が持ち上がった4年前と比べ、市内には民間葬儀場(式場)が数多く出来ました。また立地条件が市街地から遠く離れた利用しにくい場所ということもあり、葬儀が出来る式場を、市がこの土地に建設する必要性が低くなっているといえます。
市営斎場の建て替えは、優先して取り組むべき課題ですが、昨今の財政事情を考えた時、多額の借金を前提とした本事業を、現計画のまま進めて果たして良いものか、今一度見直すことが必要としまだは考えます。
建築計画においては式場建設や駐車場増設は取りやめ、老朽化した火葬炉や待合室など必要最小限なものに変更することで事業費を大幅削減し、浮いた予算は他の分野に回すべきです。
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